2022年3月3日(木)の日報:空白の時間
2022-03-03
ボリュームのあるお仕事が一段落した。書籍の校正案件だったのだが、納品後にお褒めの感想メールをいただいて、うれしくて何度も読み返している。行数にすれば2行だけだけど、うれしい。「でも、もしかして、適当に褒めてもうお仕事いただけないんじゃあ……」なんて言葉の裏をかこうとするのは私の悪い癖だ。やめやめ!
コロナ禍と共にフリーランスになって、もうすぐ2年が経とうとしている。
余裕って大切だと、最近特に強く思う。たとえば、企画を考えて資料にまとめるだけの日があった場合、実感としては「あー、今日も1日よく働いた!」なのだが、実際はその作業でクライアントとつながったわけではなく報酬も発生していない。
「こんなお店はじめました!」とチラシをまいてお客さんが一人も来なかったら、それは無駄な行為だったのかも、と思うのと一緒だ。
「この行為に意味はあるのか?」と考え始めると、フリーランスはやっていけないと思った。できることを粛々とやり続ける。
どこで、誰と、いつ、どこで接点ができるか、読み切れないから。
回りまわって「あー! あのとき○○にいましたよね!」から始まる仕事もあるのかもしれない。いや、これはまだ私の大いなる願望なのだが。
だから、余裕をもって、ゆとりのなかにいつでも仕事をいれられる体制を作っていきたいと思う今日この頃です。人との関わりや、会話、日常的なことにあらゆるヒントが隠れているんですよね、きっと。
ほなまた。